中村倫也さんが「ポーシャ」を演じた舞台『ヴェニスの商人』。
女性役でしたが、観客からはその演技力を賞賛する声が多数!
「ポーシャを演じる倫也さんを見たい!」
「いつ公演があったの?」
「当時、倫也さんは何歳?」
「どんな役柄?」
「舞台のあらすじは?」
「他の共演者は誰がいる?」
などの疑問について、お答えしていきます!
私自身、中村倫也さんのファンなので、同じくファンのあなたに読んで楽しんでもらえたら最高です!
中村倫也さんが演じた「ポーシャ」はコレだ!
「実際に舞台を観劇した人」「映画館での上映を観た人」「Blu-rayで観た人」…観た方法は違えど、感想をいろいろと調べてみると圧倒的多数だったのが「かわいい」「キレイ」「女子そのもの」といったコメント!
上記画像も倫也さんだって知ってて見てるから、倫也さんに見えてしまうけれども。。。
遠目から見ると、本当に女性にしか見えなかったそうです。
まぁでも、見た目だけであれば私も頑張って化粧して、カツラを被って、同じ衣装を着れば…同じように見えるかもしれません!笑
当然のことですが、倫也さんが称賛されていたのは、その演技力です。
もっと具体的にいうと、「声」「仕草」の2つ。
女性らしくするために声色は高くしつつも自然に聞こえるようにし、かつ聞き取りやすい発声。
また微笑むシーンではふっと口角を上げて、お淑やかな仕草をうまく表現されていました。
倫也さんはご自身のブログの中で、ファンの方から「ポーシャを演じる上で一番気を付けていること、心がけていること」について聞かれ、こう答えています。
細かいところで言うと、バサーニオとのいい感じの身長差を作ること、ですかね。
ドレスの中で膝折ったりして。あとは結婚が決まったら旦那より前に立たない、とか。
そういう類のことは稽古中から意識しました。
https://ameblo.jp/nakamura-tomoya/entry-11637996932.html
ん〜!!
これ以外にも演技をする上で気を使っていたことはたくさんあるでしょうし、本当に「ポーシャになりきる」ために凄まじい努力をされたんだろうな!!
また舞台の中で、「ポーシャが男装する」場面もあるんですね。
女性役をしている倫也さんが、男性として演じる…という、文章で表すと伝わりづらいかもしれませんが。。。
この「女性が男性を演じる」という難しい設定を、倫也さんは発声を使い分けたり(まさに女性が男性の声を出しているように)、ちょっと女性らしさが出てしまったり。
「THE・男性」を演じるのではなく、「ポーシャという女性の演じる男性」をリアルに演じました。
このリアルさから、舞台を観た人たちからは「本当の女性のようだ!」と倫也さんの演技力の高さを絶賛する声が多く出たのです!
結果、俳優として、舞台役者として、高い評価を得ることになりました!
この映画でも倫也さんは女性を演じています。記事はコチラ↓
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中村倫也さんが舞台で「ポーシャ」を演じたのはいつだった?
倫也さんがポーシャを演じた舞台『ヴェニスの商人』が上演されたのは、2013年9月5〜22日でした。
場所は、彩の国さいたま芸術劇場。
演出は、蜷川幸雄さんでした。
またこの舞台は2017年に「蜷川幸雄シアター」として、映画館でも上映されています。
上演当時、倫也さんは26歳でした。
倫也さんは『ヴェニスの商人』を含めて3度、蜷川幸雄さんの舞台に出演しています。
蜷川作品に初めて出たのは20歳の時でしたが、「当初台本にあった倫也さんのセリフを半分くらいにカットされた」そうです。
その当時のことを倫也さんは、「すごい下手くそだった。その経験が役者としてとても大きかった。」と振り返っていました。
そんなツライ経験をしてのぞんだ、3度目の蜷川作品である『ヴェニスの商人』。
上演最終日に倫也さんが楽屋で片付けをしていたら蜷川さんが入ってきて、こう言ったそうです。
「中村、おかげで良い作品になったよ」
その言葉を贈ってもらえた当時を倫也さんは振り返り、「自分も頑張ったと思ってたんで、初めてちゃんと握手できたみたいな…。ちょっとあれは嬉しかったですね」と話されていました。
セリフを半分にされてから6年。
嬉しかったでしょうね。。。
『ヴェニスの商人』の前年に出演した作品についての記事はコチラ↓
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中村倫也さんがポーシャを演じた『ヴェニスの商人』のあらすじは?
物語の舞台となるのは、貿易都市として栄えているヴェニス。
ある日、貿易商・アントーニオに友人のバサーニオが会いに来ます。
その目的は、お金を借りること。
何に使うのか?
バサーニオは、大富豪の令嬢であるポーシャ(倫也さん)にプロポーズをするために資金が必要だったのです。
アントーニオはお金を貸すことはOKを出しますが、なんと全財産は航海中の船の上でした。
こころ優しいアントーニオは、自分を保証人にして良いから他でお金を借りてくるようにバサーニオに伝えるのです。
しかし…そのバサーニオがお金を借りることにしたのは、高利貸しのシャイロックだったのです。。。
どうですか?
ここまで読んで「倫也さんはどんな風に物語にからんでくるんだろう!?」など、実際に舞台を見たくなったのではないでしょうか。
おうち時間の増えている今、ゆっくりとご自宅で鑑賞していただくことをオススメします!
倫也さん出演の舞台では、この作品もいかがでしょうか。記事はコチラ↓
中村倫也が舞台『ライチ光クラブ』で観客を魅了したダンス!
中村倫也さんがポーシャを演じた『ヴェニスの商人』の他の出演者は誰がいる?
『ヴェニスの商人』は、シェイクスピアの時代にならって、全ての役柄を男性が演じる「オールメールシリーズ」です。
シャーロック
演じたのは、市川猿之助さんです。
最近では『半沢直樹の人』で有名ですよね!笑
市川さんの声の迫力や存在感。
とにかく圧倒的な演技力だったという声が多かったです。
アントーニオ
演じたのは、高橋克己さんです。
高橋さんとは出身県が同じなので、とても親近感を持っています。
バサーニオ
横田栄司さんが演じています。
蜷川さんの作品には『ハムレット』『ロミオとジュリエット』『カリギュラ』『リア王』など数多く出演されている役者さんです。
倫也さんの映画デビュー作です。記事はコチラ↓
中村倫也と映画『7人の弔』
中村倫也さんが「ポーシャ」を演じた『ヴェニスの商人』・まとめ
倫也さん演じる「ポーシャ」、そして『ヴェニスの商人』について、いかがでしたでしょうか。
- 倫也さんは女性役のポーシャを見た目だけでなく「声」や「所作」などを見事に演じ、俳優として高い評価を得た作品になった。
- 『ヴェニスの商人』が上演されたのは2013年9月。その後、2017年に映画館でも上映された。
- 『ヴェニスの商人』には、市川猿之助さん、高橋克己さん、横田栄司さんなどが出演。この舞台はシェイクスピアの時代にならって、全ての役柄を男性が演じている。
倫也さんにとって、蜷川さんの舞台に出演できたことは俳優としての大きな財産になっているようですね。
初出演の屈辱から6年…どれだけの努力を続けられたのか。。。
もう新しい蜷川さんの舞台を見ることができないのはとても残念ですが、これからの倫也さんのより一層の活躍を楽しみにしていきます!
倫也さんが所属しているトップコートの社長が人を見極める際のポイントが、「努力できるという、才能」だそうです。記事はコチラ↓
『プロフェッショナル仕事の流儀』不遇の中村倫也を支え続けた、事務所社長の言葉とは?
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