スペシャルウィークが「日本総大将」と呼ばれているのを見たことがあるのではないでしょうか。
そもそも「日本総大将」ってどんな意味?
スペシャルウィークだけが「日本総大将」って呼ばれていたの?
スペシャルウィークが「日本総大将」のイメージが強い理由は?
などの疑問について、お答えしていきます!
個性豊かな馬たちについて、読んで楽しんでもらえたら最高です!
スペシャルウィークが呼ばれている「日本総大将」の意味は?
単語そのものからも、「日本」の「総大将」なのかな?
っていうイメージは、なんとなく湧きますよね。
詳細を調べてみたところ…
「ジャパンカップ(国際GⅠレース)」に出走する馬の中で、日本調教馬のエースとなる馬のことを言うようです。
ただし最近のジャパンカップの結果を見てみると、日本調教馬が勝つことも珍しく無くなってきました。
また年によっては外国馬が出走しないこともあり、「日本総大将」という言葉自体、徐々に使われなくなってきているようですね。
なんとなく個人的には「日本総大将」という言葉が使われなくなってきていることは、寂しく感じます。
でも…
それだけ日本の馬が世界と十分に戦えるようになってきた証でもあるわけですから、喜ばしいことですよね!
これからも日本の馬に世界中で大活躍して欲しいですし、注目される存在にドンドンなっていってくれたら最高です!
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スペシャルウィーク有馬記念の結果は?
スペシャルウィーク以外に「日本総大将」と呼ばれていた馬は誰?
毎年出走する馬は違うので、その年によって「日本総大将」は変わってきます。
最近はなかなか使われなくなってきた「日本総大将」ですが、過去にどんな馬たちが呼ばれてきたのか…見てみましょう!
- 1981年:モンテプリンス
- 1983年:キョウエイプロミス
- 1984年:ミスターシービー
→ 日本総大将ではなかった「カツラギエース」が、日本調教馬として初のジャパンカップ制覇を成し遂げました。 - 1985年:シンボリルドルフ
- 1989年:オグリキャップ
- 1992年:トウカイテイオー
- 1994年:マチカネタンホイザ
- 1998年~1999年:スペシャルウィーク
→ 1999年にスペシャルウィークはジャパンカップを制覇!ちなみに秋の天皇賞との連覇は史上初の快挙でした! - 2000年~2001年:テイエムオペラオー
- 2004年:ゼンノロブロイ
- 2006年:ディープインパクト
こうやって過去を振り返るだけでも、日本を代表する名馬たちが「日本総大将」だったことがわかります。
ここで1つ疑問が。
これだけ多くの名馬たちが呼ばれていたのに、「日本総大将」と言うとスペシャルウィークのイメージが強いのはどうしてなのでしょうか。
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スペシャルウィークが出走したダービーの結果は?
スペシャルウィークが「日本総大将」のイメージとして一番強いのはナゼ?
前段で紹介したように、スペシャルウィーク以外にも「日本総大将」としてジャパンカップに出走していた馬たちは多くいます。
しかも日本総大将として初勝利を挙げたのは、カツラギエース。
それでも「日本総大将」と言えば、スペシャルウィークのイメージが強いのはナゼなのか?
大きく2つ理由があるのかなと思っています。
まず1つ目は、出走馬の豪華さ。
イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、そして日本。
なんと5ヶ国のダービー馬が集まったのです。
フランス凱旋門賞馬で当時欧州最強馬と呼ばれていたモンジュー(凱旋門賞で前年のジャパンカップ覇者であるエルコンドルパサーに勝利)。
イギリスダービー馬のハイライズ。
ドイツ・バーデン大賞を連覇してドイツ最強馬であったタイガーヒルなど。
これら外国の強豪馬たちを、スペシャルウィークは「日本総大将」として迎えうち、そして勝利した!
このストーリーが多くの競馬ファンを魅了したのではないでしょうか。
そして2つ目が、当時のTV放送。
フジテレビ・三宅正治アナウンサーが実況をしていましたが、三宅さんが発した「やはり日本総大将!スペシャルウィークが勝ちました!」という言葉。
この言葉のインパクトが強く、思い出す方が多いのではないかと思います!
ちなみに…
三宅さんはこの言葉を事前に考えていたのでしょうか。
それともスペシャルウィーク勝利を目の当たりにした瞬間、自然に出てきたのかな。
私はこのレースを何度も見ていますが、その度に鳥肌が立ってしまいます。。。
ぜひ今一度…スペシャルウィークが日本総大将としてジャパンカップを制覇したレースをどうぞ!
スペシャルウィークが「日本総大将」と呼ばれている理由・まとめ
- 「日本総大将」とは、「ジャパンカップ(国際GⅠレース)」に出走する馬の中で、日本調教馬のエースとなる馬を意味している。
- 「日本総大将」と呼ばれていたのはスペシャルウィークだけではなく、他にも多数いる。
- スペシャルウィークが「日本総大将」のイメージが強いのは、「ライバル出走馬の豪華さ」「そして実況中の言葉」が理由である。
2021年はコントレイルが制したジャパンカップですが、2022年はどんなレースが繰り広げられるのでしょうか。
個性的な馬がまた多く誕生してくれるのを、楽しみにしていきたいと思います!
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