5月26日、俳優・宮沢氷魚さんの主演映画『はざまに生きる、春』が公開予定となっています。直近では『レジェンド&バタフライ』や『エゴイスト』などの話題作で多忙を極める、ミステリアスな魅力を秘めた宮沢さんが、発達障害を持つ天才的な画家を演じる本作では、ヒロイン役の小西桜子さんの瑞々しい存在感も話題に。今日は、映画『はざまに生きる、春』の紹介とともに、主演・宮沢氷魚さん、そして相手役の俳優・小西桜子さんについても見ていきたいと思います!
注目俳優の話題作!『はざまに生きる、春』のあらすじは?
主人公の屋内透(おくない・とおる)は天才的な画の才能を持ち合わせ、同時に発達障害も抱える男性。そんな透は、出版社に勤める雑誌編集者の小向春(こむかい・はる)と出会い、次第に惹かれ合っていく…という純愛ストーリーです。
仕事も恋もうまくいかず嘆いていた春は、ある日”青しか描かない”画家の透に出会います。それがきっかけで2人は距離を縮めていき、嘘がつけない真っすぐな性格の透に惹かれ始める春。しかし、発達障害の特性ゆえ人の気持ちを汲み取ることが難しい透は、春の気持ちに気が付くことができず、思い悩むのでした。果たして、2人は分かり合うことができるのか?むず痒い2人の純愛に心が洗われる…そんな物語になっています。
気になるキャスト2人のプロフィール
主演・宮沢氷魚
- 生年月日:1994年4月24日
- 年齢:28歳
- 出身地:東京都
- 身長:184cm
- 趣味:野球、釣り
THE BOOMのボーカル・宮沢和史とタレントの光岡ディオンの間に長男として生まれた宮沢さんは、薄茶色の髪の毛と透き通った茶色の瞳が魅力的な俳優。アメリカ・サンフランシスコで生まれ、インターナショナルスクール出身ということで、英語が堪能なことでもよく知られていますね。歌手である父親のライブを見てから芸能界に興味があり、アメリカ留学中に日本の芸能事務所に履歴書を送り、所属することになったそう。それからは『MEN’S NON-NO』専属モデルオーディションでグランプリを獲得し、読者モデルとしてデビューすることになります。現在はモデル活動だけでなく、今をときめく俳優としても目が離せないうちの1人となりましたね!
相手役・小西桜子
- 生年月日:1998年3月29日
- 年齢:25歳
- 出身地:埼玉県
- 身長:164cm
- 趣味:水泳、映画鑑賞、絵を描くこと
2017年にデビューした小西桜子さんは、すでに数々の話題作に出演している超売れっ子俳優。デビュー当初は、元AKB48の前田敦子さんにそっくりだと注目を浴びましたよね!
宮沢氷魚の相手役・小西桜子がスゴかった!
就職活動は芸能事務所への履歴書送り!
中学生のときから芸能界を目指していたという小西さんが、実際に芸能事務所にアピールし始めたのは、大学時代。それも、まわりが就職活動に励んでいた時期だったそう。二十歳を過ぎた頃に、芸能事務所に履歴書を送る小西さんなりの”就職活動”を始めたということですが、今これだけ売れっ子俳優と化していることからは想像しがたい、遅いスタートだったのですね。当時送り続けた履歴書はすべて落ちたというエピソードも持つ小西さん。これだけの逸材だったことがあとから分かり、すべての芸能事務所が後悔していることに間違いないでしょう。
3000人の中からヒロインに大抜擢
小西さんが3000人の応募者の中からヒロインに大抜擢された作品『初恋』。余命いくばくもない病に侵されていることを知り、自暴自棄になったプロボクサーが、小西さん演じる”ヤクザに追われる少女・モニカ”と出会う物語でした。本作のオーディションを受けたのは、小西さんが情熱を注いでいたという作品『ファンシー』がクランクアップした翌日のことだったそうで、当日は何のオーディションなのかもよく覚えていなかったそうですよ。ところが制作側としては、オーディション会場に小西さんが入った瞬間に、モニカ役が決まったようなものだったのだとか!小西さんが持つナチュラルな魅力や素質は、光るものがあったのですね。
超売れっ子俳優なのに芸能事務所未所属!
今、さまざまな作品に引っ張りだこの売れっ子俳優である小西さんですが、実は芸能事務所に所属していないんです。というのも、今お世話になっているというマネージャーとの出会いが、なんとInstagramだったそう!2016年からInstagramを始め、投稿を通じてアピールするようになったことも、芸能界デビューの大きなきっかけになったそうですよ。そのままそのマネージャーとともに、数々の仕事を獲得してきた小西さんは、2023年現在でも事務所には所属していないということなんですね。就職活動中に、あらゆる芸能事務所に落ちてきた小西さんにとって、まさにシンデレラストーリーのような物語ですよね。現在のマネージャーとともに仕事をする中で、役を選ぶ基準は「脚本を読んだときに心が動くかどうか」ということなんだそうですよ。その大事な感性が共通したマネージャーとの出会いは、運命的ですね。
まとめ
5月26日公開の映画『はざまに生きる、春』。もどかしくも切ない純愛ストーリーで、今最も目が離せない俳優・宮沢氷魚さんと、マネージャーと二人三脚でのし上がってきた実力派・小西桜子さんという豪華キャストを迎え、満を持しての上映となります。2人の恋の行方はもちろん、発達障害という難しい役どころを演じる宮沢さんの表現力、そしてそんな彼に惹かれていきながらも、「好きな人とただ分かり合いたい」という純粋な気持ちをぶつけ続ける小西さんの切ない恋心も、私たち視聴者の心を打つ作品となるでしょう。